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6年国語・総合「学級討論会+ファッションショー」

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6年国語・総合「学級討論会+ファッションショー」

6年国語・総合「学級討論会+ファッションショー」
6年生では、これまでの国語の話し合いのスキル、ICTを活用したプレゼンのスキル、社会問題等について考える思考力を生かして学級討論会を行っています。
基本的には国語の授業の中で行いましたが、ハロウィンのクラス企画の中でも
しっかり準備した討論を展開しました。
たくさんのテーマを選択し、代表的なものとしては
「このコロナ禍におけるオリンピックの自国開催についての賛否」

「今後のオンライン授業の実施についての賛否」

「学校では制服で通う方が良いか、私服で通う方が良いか」

「学級担任制に賛成か、教科担任制に賛成か」

「男の子が女の子の服を、女の子が男の子の服をというように、
 同性が異性の服を着ることに対しての賛否」

など、現代の社会の問題や学校における制度を深く考えるテーマに。
「オンライン授業では、場所や時間を選ばず学習できて、学校が遠い人は通学時間の節約になる」
「オンライン授業では音楽や体育などの学習は難しい」

「教科担任制では専門的な知識を持った先生に教えてもらえる」
「学級担任制では、一人の担任と深い関係が築ける」

など、双方のメリット、デメリットを深く考えた討論が行われ、大人顔負けの議論が展開されました。
子ども達はこれまでのICTスキルを活用して、Powerpointでスライドを作成し、主張に用います。

大人になれば当たり前となる、資料を準備しての主張、というものにも慣れ親しんでいます。
各学級で企画を行った6年の学年紫峰祭企画では、
6年3組は「ジェンダーについて考える」をテーマに

女子➡男子、男子➡女子の服装でファッションショーと、
「男の子が女の子の服を、女の子が男の子の服をというように、
 同性が異性の服を着ることに対しての賛否」の討論会をセットで行いました。

女子は女子らしい、男子は男子らしい服装をしなければならないのか。
LGBTという言葉もだんだんと認知度を増していく社会の中で、
改めて服装というものを考える。大人でも難しいテーマに挑みました。
上記にあげたLGBTの方々の存在、また、憲法に定められた幸福追求権を根拠に服装選択の自由を訴える賛成派と、

LGBTは確かに認知度を増してきたとはいえまだまだ社会的に多くの人が違和感を覚えてしまう現状を訴える反対派、

双方議論を戦わせることで、難しいテーマに対しても実感を伴う深い理解が得られた様子が見られました。


児童同士が課題に対して関わり合うことで理解を深めていく、非常に意義ある学習になったと思います。

(文責:小仲井)

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