江戸川学園取手小学校

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組曲惑星ほか

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組曲惑星ほか

 6年生にとって集大成となる音楽発表会が、多くの観客が見守るなか、盛大に行われました。
 舞台に揃った6年生は、仲間と歩んできた学校生活を思い浮かべながら、想いをこめて「道」「桜ノ雨」を歌いました。
 舞台準備ののち、児童たちが壇上に登場。ホルストの組曲惑星より「木星」と「火星」という難曲に挑みます。
 「木星」では、場面の変化を意識して練習を重ねてきました。最初の音を出した瞬間から何拍子なのかわからないようなアンサンブルを、6年生たちは見事に合わせてきます。これまで学年として積み上げてきたものの大きさに驚かされる瞬間です。
 有名な中間部では、鍵盤ハーモニカにアコーディオンとサックスを加えた構成で、情感をこめて旋律を奏でました。アコーディオンの柔らかな音色が、唯一の管楽器であるサックスとあわせて、硬派な楽曲の全編に穏やかな表情を加えていきます。
 「火星」では、5拍子という特殊な拍感を、まったく違和感のない圧倒的な演奏として展開しました。広大な会場にいることも忘れさせるような、躍動感と息をのむような緊張感で、空間全体を震撼させました。
 最後の一音が鳴り止んだとき、会場には深い余韻が残りました。

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